ひぐちけいが愛用するギブソンB-25とアコギ用ペダルボード

のんやコレサワ、ヒグチアイなどのサポートを務めるギタリスト、ひぐちけい。彼女がさまざまな現場でメインのアコースティック・ギターとして愛用するのが、ギブソンのB-25Nだ。コレサワとの対談インタビューの際に持参してもらった本器と関連アイテム、ライブで使用するアコギ用ペダルボードをまとめて見ていこう。

取材・文=角 佳音 撮影=アコースティック・ギター・マガジンWEB編集部

Gibson/B-25N

Gibson/B-25N(前面)
Gibson/B-25N(背面)

ひぐちが“最高”と称賛し、あらゆる現場で使用する1本

LG-2の後継モデルとして1962年に登場したB-25が、ひぐちけいのメイン・アコギ。ポインテッド・ピックガードやアジャスタブル・サドルなどを持つ、1965年製と思われる個体で、“アコギの音がわからなくなっていた時期”に渋谷の楽器店で出会い、即入手したという。

そのサウンドについては、“レンジが広くなく、きゅっと中心に寄っていて、木の乾いた音がしますね。最高だと思います”と語ってくれた。

また、サンライズのS-2マグネティック・ピックアップと、コンタクト・タイプのアンフィニ・カスタム・ワークスのピエゾ・ピックアップを組み合わせたデュアル・ピックアップ・システムを採用している。

SUNRISE S-2マグネティック・ピックアップ
サンライズのS-2マグネティック・ピックアップ
ネック・ヒール
ネック・ヒール部にストラップ・ピンを増設している

Gibson/B-25N

Pedals

ペダルボード
①Stack/Marine Blender(プリアンプ/ブレンダー)
②TC Electronic/HALL OF FAME 2(リバーブ)
③BOSS/F5-6(フット・スイッチ)

ひぐちのアコギ用ペダルボード。ギターからマグネティック・ピックアップとピエゾ・ピックアップの2系統がブレンダー①に入力され、それぞれでサウンドメイクをしたものをミックスした信号がPAへと出力されている。

リバーブ②は①のセンド/リターンに入力され、長さや深さなどを曲ごとに使い分け。フット・スイッチ③は、①のミュート/ブースト用。

Accessories

アクセサリー
①PAIGE CAPO/6-String Guitar(カポタスト)
②TC Electronic/UNITUNE CLIP(チューナー)
③Jim Dumlop/Herco Nylon Flat Picks Flex(ピック)
④Jim Dumlop/Tortex Triangle 0.60mm(ピック)

①のカポについて、“指板と垂直方向に圧力をかけられるタイプじゃないと、チューニングが安定しない”と語る。チューナー②は、“TCエレクトリックが大好きなので、すごく信頼しています”とのこと。またピックは、長年④を使っていたが、カッティングを弾く時に③がいいと思うようになり、最近は使い分けている。

あたしを選んだ君とあたしを選ばなかった君へ』コレサワ

COCP-42459/2025年3月19日リリース

  1. あたしを選ばなかった君へ
  2. かわいいもん
  3. SPARK!!
  4. ほっぺた
  5. 浮気したらあかんで
  6. 元彼女のみなさまへ
  7. 最上級にかわいいの!
  8. お嫁さんになるの
  9. 君がおじいちゃんあたしがおばあちゃん
  10. 朝帰り
  11. にゃんにゃんにゃん
  12. ♡人生♡
  13. ファミレスへGo!
  14. シュシュ(コレシアター05 Ver.)※CDのみ収録

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