GLIM SPANKYの松尾レミがデビュー初期から愛用するギブソンのHummingbird

2024年にメジャー・デビュー10周年を迎えたGLIM SPANKYのボーカル・ギターを務める松尾レミのメイン・アコースティック・ギターは、ギブソンのHummingbird。長年、GLIM SPANKYの音楽を支えてきた愛器にフォーカスしてみよう。

取材・文=角 佳音 撮影=星野 俊

Gibson/Hummingbird

Gibson/Hummingbird(前面)
Gibson/Hummingbird(背面)

“ふくよかさ”と“軽快さ”を併せ持つHummingbird

松尾レミのメイン・ギターは、草花や小鳥が描かれたピックガードが印象的なギブソンHummingbird。ボディの材構成は、シトカ・スプルース・トップにマホガニー・サイド&バックで、フィニッシュはヘリテイジ・チェリー・サンバースト。

メジャー・デビューをした2014年頃から愛用しており、現在は、本器とエイジド加工が施された1960 Hummingbird Light Agedの2本をライブやレコーディング、作曲などで使っている。

2本を比較すると、“エイジドのほうは深みがあってふくよかな音なんですが、本器はふくよかでありつつも、ちょっと軽快さがある”という。“いろんな曲に合うので、ライブではこっち(本器)をメインで使っています”と話してくれた。

ピックアップにはL.R.バッグスのAnthemを搭載。弦は、ジョン・ピアースのレギュラー・ゲージを使用している。

ペグ
グローバー製のペグ
ブリッジ
ブリッジ

Gibson/Hummingbird

Picks

ピック(前面)
ピックはジム・ダンロップのTortex。厚みは0.73mm
ピック(背面)
GLIM SPANKYのロゴが記載されている

『All the Greatest Dudes』GLIM SPANKY

TYCT-60240/1/2024年11月27日リリース

Track List

<DISC 1>

  1. 焦燥
  2. 怒りをくれよ
  3. ダミーロックとブルース
  4. 愚か者たち
  5. 吹き抜く風のように
  6. 闇に目を凝らせば
  7. 話をしよう
  8. NEXT ONE
  9. TV Show
  10. 褒めろよ
  11. 美しい棘
  12. 夜風の街
  13. サンライズジャーニー
  14. リアル鬼ごっこ
  15. 大人になったら
  16. ワイルド・サイドを行け

<DISC 2>

  1. Glitter Illusion
  2. こんな夜更けは
  3. HEY MY GIRL FRIEND!!
  4. ラストシーン
  5. 形ないもの
  6. Circle Of Time
  7. Fighter
  8. 風にキスをして
  9. ひみつを君に feat.花譜
  10. 赤い轍
  11. Hallucination
  12. 愛が満ちるまで feat. LOVE PSYCHEDELICO

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