Natasha Guitarの実力を西村ケントがチェック!【動画付きレポート】
高いクオリティとコストパフォーマンスの両立で、近年注目を集めている中国のナターシャ・ギター(Natasha Guitar)。サウンドメッセ in OSAKA 2024のRittor Musicステージでは、同ブランドからシグネチャー・モデルを出している西村ケントを迎え、様々なモデルの実力をチェックしてもらった。その模様をレポートしていこう。
制作=アコースティック・ギター・マガジンWEB 動画撮影=5th Street 【PR】
プロが唸る弾きやすさとサウンド
Rittor Musicステージのオープニング・イベントは、ナターシャ・ギター(Natasha Guitar)のデモンストレーション。デモンストレーターは、同社からシグネチャー・モデルも出しているフィンガースタイル・ギタリスト、西村ケントが務めた。
開演時刻になると、無人のステージからファンキーなアコースティック・ギターの音が。パーラメントの「Give Up the Funk」的なリフを弾きながら、客席後方より西村ケントが登場。
手にしているのはスマート・ギター、NBSG Mahoganyだ。演奏後、“完全ワイヤレスです。去年は竹のモデルを弾きましたけど、その時は50mくらい離れていても音が途切れなかった”とその性能を語ってくれた。また、普段のライブでも使用しているそうで、“客席を歩きながら演奏する時、ケーブルを気にしなくて良い”とのこと。
続いて、JC Bambooの試奏へ。想像以上に温かな音色で、西村も“けっこう低域が出るんですよね。しかも、ナターシャはどのギターもそうですけど、セットアップが良くて弾きやすい。レンジも広いのでフィンガースタイル全般にマッチすると思います”と評価。
3本目は、ナターシャの標準的なシェイプのモデルとして、JC-7をピックアップ。“音が凄く丸いですよね。特に1〜2弦の音が太くて良いですね。パット・メセニーが厚くて太いピックで弾く音に近い”とインプレッションを語ってくれた。
ラストは自身のシグネチャー・モデルのKN-SE。12フレットに入れられたシマエナガのインレイについてなど、開発時のエピソードを聞かせてくれた。
そして、KN-SEを使ってシカゴの名曲「25 or 6 to 4」をソロ・ギターで披露。西村らしいパーカッシブなアレンジで客席をグルーヴさせ、拍手喝采で幕を閉じた。
試奏ラインナップ
NBSG Mahogany
ワイヤレス機能やエフェクトも内蔵するスマート・ギターのスチール弦マホガニー・モデル。“フィンガースタイル”や“ストラミング”などの演奏スタイルに合わせたイコライジングが本体で選べるほか、Bluetoothでスマートフォンとリンクさせることで、さらに細かなコントロールも可能だ。
JC Bamboo
環境問題も配慮したギター製作を考えるナターシャが生み出した、オール竹材の“バンブー”シリーズ。竹ならではのハリのあるサウンドが特徴だが、ふくよかな低域も兼ね備える。指板の端に掘られた溝にナットを落とし込む“エングレイブド・ナット”による効果も大きいのだろう。
JC-7
ナターシャの標準的なJCシェイプで、ソリッド・シトカ・スプルース・トップ&ソリッド・ローズウッド・サイド&バックのJC-7。倍音豊かなサウンドに加え、フレットの両端を丸く削る“ボールエンド・フレット”などによって高いプレイアビリティも実現してくれる、即戦力となる1本だ。
KN-SE
西村ケントのシグネチャー・モデル。ボディはヨーロピアン・スプルース・トップでブビンガ・サイド&バック。HPL(ハイ・プレッシャー・ラミネート)という独自技術が施されたHPLエボニー指板を持つ。また、製作はマスタービルダーである張栄氏が手がけている。