内田勘太郎の使用機材
K. Yairi/KEN 130
多岐にわたるライブ活動を一手に担う“旅の相棒”
内田がThe Dreamのライブで使用したのが、K.ヤイリのKEN 130。マスター・クラフツマンの小池健司が製作した1本で、2011年の完成以降、さまざまなライブで本器を演奏している。ボディ材はスプルース・トップ、ローズウッド・サイド&バックで、ピックアップにはL.R. BaggsのElementをマウント。
本器をBOSSのダイレクト・ボックス=DI-1につなぎ、PAへ入力。PA側でリバーブをかけ、ドラムやJohnny Yoshi Hiro(以下ジョニー)のエレキに負けない爆音を奏でた。
「説教やめねえか」では激しいスライドを、「Sleep Walk」では押弦を織り交ぜたメロウなプレイを披露。ジョニーの楽曲「しどろもどろ」でもスワンピーなビートの中、自由なスライドのオブリガートを聴かせてくれた。
ボトルネック&弦
Johnny Yoshi Hiroの使用機材
Gibson/LG-1(c.1950)
Johnny Yoshi Hiroが持つ唯一のアコギ
ジョニーが現在所有している唯一のアコースティック・ギターが、ギブソンのLG-1。1949〜50年製の1本で、ボディ・トップの酷使された証が貫禄たっぷり。ピックアップにはL.R. BaggsのM1 Passiveを搭載しており、内田と同様、BOSSのDI-1から直接PAへと送られていた。ライブでは枯れたサウンドでブルージィにプレイ。
Epiphone/Dobro/Hound Dog M-14
エレキ化したダーティなドブロ
「説教やめねえか」や「Summertime Blues」などで登場した、知人から“一生借りている”というエピフォン・メイドのドブロHound Dog M-14。ピックアップを増設し、歪ませたJC-120からダーティなスライドを聴かせた。
“良い感じにハウってくれるので、激しく弾きたい時に選びます”とのことで、その言葉どおり「説教やめねえか」ではハウリングを利用したスライドを披露。
なお、基本的にはオープンDチューニングにセットしているが、曲によってレギュラーにすることもあるそうだ。
ちなみにエレキ・ギターは、1998年製のギブソンHistoric Collection 1957 Les Paul ReissueとヴィジョンのVEG-120を使用。アンコールの「おそうじオバチャン」などでも、サザン・ロックが薫るいぶし銀なスライド・プレイが印象的だった。
アンプ、スライドバー&ピック
Blues Rock 炸裂!!The Dream LIVE!!
日程/会場
- 2024年8月27日(火)/東京・神田 LIVE SPACE THE SHOJIMARU
19:00開場/19:30開演
チケット
- 一般:5,000円+1ドリンク
- U-30(30歳以下):3,500円+1ドリンク
- U-25(25歳以下):2,500円+1ドリンク
※U-30、U-25チケットは当日に身分証明書を要提示
※当日券はそれぞれ+500円
予約・問合せ
fukumaru.rec@gmail.com
https://shojimaru.omatsuri.tech/
関連リンク
内田勘太郎オフィシャルサイト
https://www.uchidakantaro.com