文=関口シンゴ イラスト=山本蛸
音色を作り込むためのプラグイン
では、ここからは“プラグイン”を使って録り音の音色を作り込んでいきましょう。
アコギの音作りは“素材を生かす”ことが大切です。よく音作りの工程は料理やお化粧の手順にも例えられますが、あくまでも素材となる元の録り音の良さが失われないように気をつけます。
第5回でも紹介しましたが、もう一度特に重要なプラグインをおさらいしましょう。
1. イコライザー(EQ)
Equalizerというスペルから“EQ(イーキュー)”と呼びます。これは音の帯域ごとに音量を細かく調節できるプラグインです。イメージしていた音と実際の録り音の違いをEQで整えていきます。
2. コンプレッサー
“コンプ”と呼びます。初心者にはなかなか使い方が難しいプラグインですが、とても大事な役目があります。簡単に言うと、デコボコした音量を“ならして”バランスの良い下地を作るイメージ。特に注目するポイントは“アタック”です。のちほど詳しく解説していきます。
3. リバーブ
音の残響(エコー)を擬似的に作り出して調整するプラグインです。“本当はもっと広いスタジオで弾いているイメージなんだけれど部屋が狭いから……”、“好きなアーティストの音源だともっと艶があるアコギの音がしてる!”、そんな時はリバーブの出番です。どんなリバーブをかけるかでアコギの表情が決まり、その曲の世界観が大きく変わってきます。
作りたい音のイメージをつかむ
プラグインを使う時には、ただなんとなく使うのではなく“どんな音にしたいか”という具体的なイメージを持つことがとても大切です。
最初はイメージを持つことも難しいかもしれませんが、好きなアーティストやギタリストの音源を聴いて、自分の好みのアコギのサウンドを持つようにしましょう。たくさん良いアコギの音を聴いて、実際にプラグインを触って効果を実感することが、良い音色を作り込むための一番の近道になります!
次回からプラグイン種類ごとにひとつずつ詳しく解説していきます。

「Mystic (TiMT Remix)」関口シンゴ

Track List
- 「Mystic (TiMT Remix)」
origami PRODUCTIONS/2025年12月17日デジタル・リリース
関口シンゴ×Shingo Suzuki “L.Y.P.S” at Billboard Live YOKOHAMA 2026
◎スケジュール
- 2026年5月18日(月)/ビルボードライブ横浜
1st Stage:関口シンゴ 17:00開場/18:00開演
2nd Stage:Shingo Suzuki “L.Y.P.S” 20:00開場/21:00開演
◎メンバー
1st Stage
- 関口シンゴ(Gt)
- 村岡夏彦(Key)
- 中西道彦(Ba)
- 今村慎太郎(Dr)
2nd Stage
- Shingo Suzuki(Ba)
- Shota Watanabe(Key)
- Masato Mori(Dr)
- タブゾンビ(Trp)
- Nenashi(Vo)
◎問い合わせ
https://www.billboard-live.com/yokohama/show?event_id=ev-21303
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