2025年4月17日(木)、東京・Google Officeにて、アジア最大級の音楽授賞式“MUSIC AWARD JAPAN”のノミネート作品発表会が行なわれた。
MCを務めたのは、クリス・ペプラーと住吉美紀。またゲストとして、お笑い芸人の小籔千豊とタレントの貴島明日香、音楽ライターの柴那典と松島功が登壇した。
まずは主催者代表として野村達矢実行委員長が壇上へ。簡単な挨拶とともに、本アワードが掲げる理念“透明性、グローバルに、称賛、創造”などについて語ったのち、主要6部門のトロフィーがお披露目となった。
各主要部門のノミネート作品は下記のとおり。
主要部門の発表後、“最優秀ジャパニーズソング賞”や“最優秀国内シンガーソングライター賞”などを含む、そのほかの44部門のノミネートがスクリーン上に一挙に映し出された。
ここからは、数ある部門の中から、アコギ・マガジンが注目したノミネートを紹介しよう!
最優秀ニュー・アーティスト賞:tuki.
“最優秀ニュー・アーティスト賞”にノミネートされた、若きシンガー・ソングライター、“tuki.”。アコースティック・ギターを使った弾き語り動画をきっかけに、SNSなどから大ヒットした「晩餐歌」は、“最優秀国内シンガーソングライター楽曲賞”にもノミネートされている。アコギのアルペジオから始まるイントロで、楽曲の世界観へと引き込んでいく表現力の高さに注目したい。
BEST SONG ASIA賞:REGINA SONG「the cutest pair」
“BEST SONG ASIA賞”にノミネートされた、シンガポール出身のシンガー・ソングライター、レジーナ・ソングによる楽曲「the cutest pair」。シンガポールを中心にリスニングされている彼女の人気楽曲「the cutest pair」は、2024年に彼女がリリースした1stアルバム『fangirl』の収録曲。一曲をとおして聴こえてくる温かなアコースティック・ギターのサウンドが印象的なイージー・リスニング・ソングだ。
最優秀海外R&B/コンテンポラリー楽曲賞、最優秀海外ポップス楽曲賞:Beyoncé「TEXAS HOLD ‘EM」
そして、“最優秀海外R&B/コンテンポラリー楽曲賞”および“最優秀海外ポップス楽曲賞”にノミネートされた、ビヨンセの「TEXAS HOLD ‘EM」にもご注目。米グラミー賞にて“年間最優秀アルバム賞”を受賞したアルバム『COWBOY CARTER』に収録されたこの曲では、カナダ出身のプロデューサー/ソングライターのネイト・フェラーロによるアコースティック・ギター、キャロライナ・チョコレート・ドロップスで活躍したリアノン・ギデンズによるバンジョーのプレイも楽しむことができる。
そのほかにも数多くの作品が部門が用意されているため、すべてのノミネート作品はMUSIC AWARD JAPAN公式サイトでチェックしてみよう。
また、5月21日(水)〜22日(木)の授賞式の様子はYouTubeを通じて全世界に配信予定。記念すべき1回目の受賞作品をぜひリアルタイムで見届けよう!
MUSIC AWARD JAPAN授賞式
◎スケジュール
- 2025年5月21日(水)/京都・ロームシアター
- 2025年5月22日(木)/京都・ロームシアター
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