ギターのクリーニング|アコギ初心者のためのゼロチャレ!:第34回

“これさえ知っていればアコースティック・ギターがプレイできる”というノウハウを、取り組みやすい順に紹介する『ゼロからチャレンジ! アコギ』を項目ごとにお届け。今回は、大切なギターを綺麗に保つためのクリーニング方法を紹介します。


大切なギターだから、いつもキレイにしておきたいですよね。普段からクリーニングをして、いい状態に保っておけば、演奏自体もしやすくなります!

クリーニングには専用のやわらかい布“クロス”を使いましょう。

クロス
クロス

ボディのクリーニング

ボディを拭く

ボディのクリーニングには、“ポリッシュ”というクリーニング剤を使います。クロスに少量つけて、ボディを磨きましょう。ボディの塗装と相性の悪いポリッシュもあるので、購入の前には、楽器店で聞いてみるのがお薦めです。

ポリッシュ
ポリッシュ

指板の保湿

オレンジオイルを指板に塗る

乾燥しやすい指板には、“オレンジオイル”という保湿剤を使います。クロスに染み込ませ、指板にすり込んでいきます。オレンジオイルは、保湿とともにクリーニングにも使えます。

オレンジオイル
オレンジオイル

弦のクリーニング

弦の汗や指の脂を拭く

弦は何もつけていないクロスで、1本ずつつまんで汚れを落とします。汗や指の脂をしっかり落とすことで、弦の寿命はグンと延びますよ!

ブリッジ、ペグ周辺のクリーニング

細かな箇所は綿棒などを使う

弦が固定されているブリッジやペグ周辺は、クロスではなかなか拭きづらい箇所でもあります。細かい部分は綿棒などを使って、汗や汚れ、ホコリなどを取っておきましょう。

Hint! ギターの保管方法

木材でできているギターは、保管も大切です。床に置いたり机に立てかけておくと、踏んだり倒したりしてしまい、ダメージを負うことにもなるのでNGです!

日頃から練習するのであれば、ギター・スタンドに立てかけておくと便利です。保管をする時は、暖房や直射日光に当たる場所は避けましょう。ケースにしまっておく場合も、熱がこもる場所は避けてください。

ソフト・ケース
クッション性の高いソフト・ケースもお薦め
ギター・スタンド
ギター・スタンド

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