“これさえ知っていればアコースティック・ギターがプレイできる”というノウハウを、取り組みやすい順に紹介する『ゼロからチャレンジ! アコギ』を項目ごとにお届け。コード・ストロークで弾いていた伴奏と、単音で弾いていたメロディを、1本のギターで表現する上級奏法“ソロ・ギター”をレクチャーします!
※本記事は『ゼロからチャレンジ! アコギ』(小社刊)より一部抜粋/再編集したものです。
“ソロ・ギター”とは、コード・ストロークで弾いていた伴奏と、単音で弾いていたメロディを、1本のギターで表現する上級奏法です。ベース音やリズムにメロディが加わることで、ひとりで演奏しているのに、まるで2本以上のギターが鳴っているように聴こえます。
そのためソロ・ギター奏法はこれまで以上に難しいですが、ここではそのベーシックな部分に触れてみましょう。
基本の動き
ソロ・ギターでは、おもに低音弦でベース音、高音弦でメロディを弾き、そこにコード・ストロークをまぜていきます。ベース音を親指、メロディを人差指・中指・薬指が担当すると思っておくとわかりやすいでしょう。下のシンプルなソロ・ギター・アレンジ「オーラ・リー」で、基本の動きを体感して下さい。