“これさえ知っていればアコースティック・ギターがプレイできる”というノウハウを、取り組みやすい順に紹介する『ゼロからチャレンジ! アコギ』を項目ごとにお届け。ピックを使わずに、右手の指で弦を弾く奏法、“フィンガーピッキング”について学びましょう!
※本記事は『ゼロからチャレンジ! アコギ』(小社刊)より一部抜粋/再編集したものです。
フィンガーピッキングとは?
“フィンガーピッキング”とは、ピックを使わずに、右手の指で弦を弾く奏法です。親指でストロークをしたり、人差指、中指、薬指も同時に使ったりと、多彩なピッキングをすることができます。
また、ピックに比べて指はやわらかいので、音色がやわらかくなるのもポイントです。そのため、しっとりとした曲を演奏する時にもお薦め♪
右手の使い方
フィンガーピッキングではピッキング方法や弾きたい弦によって、親指から薬指までを使い分けます。ジャラーンと鳴らす場合は親指を使ってダウン・ストローク、人差指でアップ・ストロークをします。
各弦をバラバラに弾く場合は、ダウン・ピッキングを親指、アップ・ピッキングを人差指・中指・薬指が担当します。
ただし、これらは決まったルールではないので、自分が弾きやすいと思う指を使ってプレイしてOKです。