“これさえ知っていればアコースティック・ギターがプレイできる”というノウハウを、取り組みやすい順に紹介する『ゼロからチャレンジ！ アコギ』。今回は基本的なテクニックのひとつ、“ハンマリング・オン”のやり方を説明。練習フレーズを弾いて、“ハンマリング・オン”をマスターしよう！

※本記事は『ゼロからチャレンジ！ アコギ』（小社刊）より一部抜粋／再編集したものです。

ハンマリング・オン

“ハンマリング・オン（通称：ハンマリング）”は、弦を左手の指で強く叩くように押さえることで、ピッキングせず音を鳴らすテクニックです。1音目をピッキングで鳴らしてから、ボディ側にある高い2音目をハンマリングで鳴らすことが多いです。

ハンマリング・オンのやり方

1. はじめの音はピッキング
   人差指で6弦3fを押さえたら、通常のピッキングで音を鳴らします。この時、次のハンマリングに備えて、薬指もスタンバイさせておきましょう。
2. ピッキングせずに音を出す！
   5fはピッキングせず、薬指で弦を思いっきり叩いて音を出します。叩いた時に、人差指も薬指も離しません。

ハンマリング・オンの記号

ハンマリング・オンの練習フレーズ

押弦からのハンマリングと（1小節目）、開放弦からのハンマリング（2小節目）を混ぜたフレーズです。どちらも指を思い切り弦に叩きつけて、大きな音が鳴るように意識してみましょう。

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