特集:魅せられて、歌謡曲|アコースティック・ギター・マガジン2024年9月号 Vol.101

アコースティック・ギター・マガジンVol.101の表紙は野口五郎。70〜80年代の名曲を彩ったアコギにフォーカスする特集『魅せられて、歌謡曲』では、インタビューに野口、松崎しげる、瀬尾一三らが登場。石川鷹彦、吉川忠英、笛吹利明、安田裕美などの功績を深堀りするコーナーのほか、名イントロの譜例、松井祐貴による歌謡曲ソロ・ギター・アレンジなども収録。機材特集では、70年代頃に各ブランドがしのぎを削った“エレアコ”の歴史をおさらい。

アコースティック・ギター・マガジン2024年9月号 Vol.101表紙

魅せられて、歌謡曲〜アコギ目線で紐解く、70〜80年代ポップスの魔法

これまで日本のフォーク・シーンなど幾多にわたって特集してきたアコースティック・ギター・マガジンだが、101号目となるリニューアル・イシューでは、その後の日本のポップスを確立させた”歌謡曲”をフィーチャーする。

誰もが口ずさめ、最高にキャッチー。特に歌謡曲黄金時代とされる70〜80年代は、『ザ・ベストテン』、『夜のヒット・スタジオ』などの人気テレビ番組の影響もあってか、日本全国古今東西、老若男女の心をつかむヒット曲で溢れていた。

近年は”和モノ”というくくりで若い音楽好きにも注目されることに。ゴージャスになっていく歌伴サウンドの中で、アコースティック・ギターがどのような存在であったのか、それを支え続けた名手たちの回想録などから、歌謡曲とアコースティック・ギターというテーマで深堀りしていく。

歌謡曲、お好きでしょ?

うるわしのエレアコ黎明期〜歌謡曲/ニューウェーブ・シーンを彩ったエレクトリック・アコースティック

歌謡曲/ニューウェーブが流行り始めると、テレビでの演奏シーンが増え、ライブもホールやスタジアムなど大音量が必要となっていく。そこで、アコースティック・ギターもアンプリファイドしていく必然性に駆られる。

1968年登場のオベーションを先駆者として、ヤマハが1972年にFG-350Eを発表、1978年にはエレアコの代表格タカミネも参入し、モーリス、アリア、ヤイリギターなど国産メーカーもそれぞれにエレクトリック・アコースティックという分野を研究し、さまざまなエレアコ・モデルを開発していく。この時の試行錯誤があってこそ、現在のエレアコの進化につながっているのである。

当時、各メーカーがどのように切磋琢磨していたかを追う。

名曲がいっぱい! ソロ・ギターで愉しむ歌謡曲feat.松井祐貴

歌謡曲の伴奏だけ抜き出してみると必ずしもアコースティック・ギターが主役なわけではない。だが、楽曲の骨子を抜き出してみると豊潤な歌曲が多く、ソロ・ギターにしても最高な音楽ジャンルと言えよう。

そんな名曲たちを、フィンガースタイルの名手・松井祐貴にソロ・ギター・アレンジしてもらった。

INTERVIEW

EVENT REPORT

連載セミナー 見直してみよう!アコースティック・ギター基本の”キ”

ショップ・レポート Tripper’s Guitars

特別歌本小冊子 AGM SONG BOOK Vol.15(※電子版には付属しません)

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