特集:ローリング・ストーンズのアコースティック・ギター60年史|アコースティック・ギター・マガジン 2022年12月号 Vol.94

60th Anniversary THE ROLLING STONES ACOUSTICS
ローリング・ストーンズのアコースティック・ギター60年史

前人未到の結成60周年を迎えたザ・ローリング・ストーンズ。世界最強バンドの名をほしいままにする彼らは、昨年チャーリー・ワッツを失った悲しみを乗り越え、ステージへと帰ってきた。今夏に”STONES SIXTY 2022 EUROPEAN TOUR”を敢行、転がり続ける姿を観せてくれたのである。そのキャリアをふり返れば、現在に続くスタイルの地盤が固まったのは1960年代後半。「As Tears Go By」を12弦で書き、「Jumpin’ Jack Flash」「Street Fighting Man」でオープン・チューニングのコード・リフを使い始め、「Wild Horses」にはグラム・パーソンズの魂たるカントリーの息吹が込められている。そう、いずれもアコースティック・ギターによるものなのだ。ストーンズは意外なほどに生音を愛していた。そして、今も愛している。今回は最新ツアーの使用機材を含め、彼らが惚れ込んだ銘器20モデルをピックアップ。さらにその鳴らし方や録音の真相、ソロ作で見せるキース・リチャーズ流フィンガースタイルも紹介しよう。さあ、ストーンズでアコギをかき鳴らせ!

怪物ヤマンドゥ・コスタの衝撃〜イチから知りたいブラジル・ギタリスト超入門〜

前号のアコースティック・ギター・マガジンでは、 “最高のソロ・ギタリスト100″というアンケート企画を実施。上位の結果は1位:トミー・エマニュエル、2位:押尾コータロー、3位:中川イサトという顔ぶれだったが、15位のヤマンドゥ・コスタを筆頭にブラジル出身のギタリストも数多くランクインした。実際、ブラジル音楽の世界は大変奥深く、とんでもないテクニックを持ったスーパー・ギタリストが大勢いる。今回はヤマンドゥのインタビューを軸に、ブラジル・ギタリストの系譜をイチからおさらい。本特集がこの世界へ足を踏み入れるきっかけになれば幸いだ。ブラジル出身のギタリスト、木村マルセロの直伝セミナーも必見!

毎日リビングで弾きたくなる本格スモール・ギターが大集合! 試奏 by 吾妻光良(The Swinging Boppers)

ライブでかき鳴らしたいエレアコ、路上弾き語りに映えるドレッドノート、レコーディング時に使いたいビンテージなど、同じアコースティック・ギターでも、使用用途は様々です。中でも、多くのギタリストにとって、最も長くギターを弾くのは家にいる時でしょう。かつ、お酒を片手にリビングのソファでくつろぎながら、さっと手に取れるようなスモール・サイズのギターが一番身近な相棒となるはずです。以前はパーラー・ギターとも呼ばれていましたが、近年は小さいボディや短いスケールを持った本格派も各ブランドから多数登場しています。小型ながらリッチな音色を持つおすすめのリビング・アコギを、日本のジャンプ・ブルースの第一人者であるスウィンギン・バッパーズの吾妻光良が試奏レポート!

INTERVIEW

EVENT REPORT

中川イサトとお茶の時間@5th Street
森山直太朗ツアー”素晴らしい世界”〈中篇〉

アーニーボール弦×押尾コータロー

ディアウォールで自宅リビングに夢のギター棚を作ろう!

BEST SONGS FOR ACOUSTIC GUITAR(電子版には譜面が付属しません)

新連載コラム 麻田浩の”ロックじゃなくてブルーグラスを聴こう”

AGM GUITAR GRAPH:NAOKI(LOVE PSYCHEDELICO)

にっぽんのギター工房: 杉田健司

新連載セミナー齊藤ジョニー 現代ブルーグラスのフラットピッキング革命

付録歌本AGM SONG BOOK Vol.8|アコギ1本で弾き語るローリング・ストーンズ名曲集(※電子版には譜面が付属しません)

…and more!

SNSでシェアする

アコースティック・ギター・マガジン

バックナンバー一覧へ