指弾きでもストロークはできる|アコギ上達100の裏ワザ:第74回

アコースティック・ギターが上手くなりたい人のための“アコギ上達100の裏ワザ”。すべてのアコギ弾きに役立つヒントを紹介!


指弾きで大きな音量を打ち出したいときは
➡ピックなしのストロークを練習しよう

右手の人差指には、当然ながら爪があります。もちろん、親指にも爪があります。この両者を使えば、ピックなしでもストロークを弾くことができます。方法は簡単、人差指と親指を触れさせて上下するだけです(厳密に言えば、親指に関しては爪の横の皮膚経由でピッキングすることになるかもしれません)。

ピックなしでストローク①
人差指の爪と親指の爪をピック代わりにする
ピックなしでストローク②

さて、これが“痛い”と感じるようだと、それは、ピックを持ってのストロークのときに右手に力を入れ過ぎだと言えます。弱く弾いても、大きな音量は出せます。そのポイントを見極めるためにも、ピックなしでのストロークを練習してみましょう。

そして、ピックなしでストロークができれば、すぐに指弾きに移行することができます。これで、表現の幅が広がるのです。

アコギ上達100の裏ワザ

著者プロフィール

いちむらまさき

岐阜出身のギタリスト&ウクレリスト&ライター。音楽制作、ソロ・ギター・スタイル、インストラクターなどで活動。

著作に『ギター・コードを覚える方法とほんの少しの理論』、『楽譜を見えるのがうれしくなる方法とプレイに直結させるコツ』、『音楽理論がおもしろくなる方法と音勘を増やすコツ』、『コード進行を覚える方法と耳コピ&作曲のコツ』、『ピアノでコードを覚える方法とほんの少しの理論』、『ギターを弾いているだけで音感がアップする方法』、『ブルース・ギターをはじめる方法とプレイ幅を広げるコツ』、『ギター・スケールを覚えないでアドリブをはじめる方法』、『ウクレレのお手入れ&お手軽カスタマイズを楽しむ本』、『ジャズコで聴き比べる歪みエフェクター97』、『100個のフレーズを弾くだけで飛躍的にギターが上達する本』、『100個のフレーズを弾くだけで飛躍的にギターが上達する本 リズム強化編』、『ギター上達100の裏ワザ』、『ギター作曲100の裏ワザ』、『目で見て確認DVDエレクトリック・ギター』、『アコギ上達100の裏ワザ』、『耳コピ上達100の裏ワザ』、『ライブ上達100の裏ワザ』、『ウクレレ上達100の裏ワザ』、『目で見て確認DVDウクレレ』、『気づいた人から上手くなる! ギタリストのハテナに答えます!』、『ギターで作曲する方法とほんの少しのコード理論』(すべてリットーミュージック刊)など。

◎公式サイト:https://blog.goo.ne.jp/ichimuramasaki

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